img_20161030_083320

「フルなんてもう嫌だー」

毎回必ず35キロ付近で思うのだ。

しかし1年も経つと申込してる。

人は、懲りない性分なのかもしれない。

先日、我が水戸市で第1回水戸黄門漫遊マラソンが開催され、

第1回となれば走るしかない!と1年半前から考えて、出場してきた。

今回のDJ HINACLEには作戦がある。

7分/1キロというペースを守り、最後まで行く。

7分というのは非常にゆっくりしたペースなので、

42.195キロ×7=295分。

そう!念願の5時間切れる計算だ。

あくまで計算上だが。

そんなら過去3回やれば良かったじゃん!と思われるが、

ランウォッチをようやく買えた。GPS機能がついているのでちょっと前までは、

3万近く手が出なかったが昨今のマラソンブームで廉価版が登場し、手の

届く範囲までとなった。

これで怖い物なし。

迎えた当日、自宅からスタート位置までなんちゃない。

9:00号砲マラソンスタート。

いつもの事だが10分はスタート出来ず。

大渋滞だった列がいきなり走り始めるのもいつもの事。

ここで自分のペースを守るべく時計を見ながらペースタイムを導き出す。

メインストリートから大工町交差点を左に曲がりまずは県庁前で折り返しだ。

いつもは車窓景色も

今日はスロー。

人並みに任せて流浪。

千波湖あたりから沿道が賑わう。

こりゃー知っている人いるかな、水戸マラソンの醍醐味に気付く。

知り合い横目に挨拶しながら、ksデンキスタジアムを抜け、

いよいよ田園地区へ。

キロ7分を保ってイオンの折り返し。

応援していたDJ YSKに久々会う。

「お疲れ様です!」

こちらからの応答に2秒かかってHINACLE認識w

「おお!がんばれ」

いつ振りに会ったんだと思いながら、ハーフ過ぎ足も大事。

岩間街道から見和~見川へ30キロポイントを目指す緩やかなアップダウン。

思い返せばこれが効いく。

30キロ関門越えて、足の違和感いやな予感。

千波湖入口手前33キロで、両太ももが逝かれる。

「やっぱりか。」

4回目のフルマラソンチャレンジだが、そもそもの練習量が足りないという

現状は把握していた。

ただ、その都度「時間をランに!」と思うのだが、38歳他にも情事はあって、

これ以上は無理せざる負えない現状を受け入れるしかないのかな。

ただ、ここからが今回は違う。

いつもに比べると腰から上は元気なのだ。

足が動かないだけで。

辛い時は美ジョガーを見つけてあとを走れ。

と先人の教えがある。

「美ジョガー、美ジョガー」

後姿で追いつくものの30年前は美ジョガーだったかなという人ばかり。

無意識で舌打ちしていたかも。

体力消耗、更に疲れる・

そんな時の千波湖の周回が長い事長い事w

梅香トンネル抜けて、最後の気象台坂!

キツイ!足上がんないよ、これ!

「あと直進600mです!」

ボランティアさんの声が聞こえる、

やっと終わる~!

5時間41分(ネットタイム)

いやー疲れた。

けど、勝田マラソンじゃ味合わない水戸を走る光景に充実感に浸る。

何よりボランティア沿道の応援に深く感謝。

特にオフィシャルで食べ物はほぼ無くなったあとに提供してくれた

水戸信用金庫には口座つくろうという気持ちになった。

ありがたい。

帰りに嫁に「来年は?」と聞かれて「もうやんない!」と言えなかったDJ HINACLE。(来年決めよう。)