90年代から現在まで一定のスタンスで活動を続けている。クボタの登場以降、一般的となった『オールジャンル・ミックス』と形容される選曲スタイルはジャンルレス、タイムレス、かつボーダーレス、もっと言えばホームレスな何にも属さない音楽の選択であり、さながらリズムの見本市のようだ(時にドラムレスだったり)。無類のヴァイナル好きだが、レア盤と称されるレコード・コレクター間の価値基準にも一切とらわれない、『クボタタケシ』という名前そのものがワード、ジャンル、カテゴリーの1つとして認識されるほどオリジナルな存在である。
多種多様さは群を抜いており、そのプレイリストは専門誌を始め、同業者、フォロワー、全国のレコードストア等によって分析・研究・検索され、今日では多方面に知れ渡っている。しかし、まるでその行為自体が無意味であるかのように自身の選盤感覚のみによって集められたレコードを日々プレイし続けている。クボタは公式、非公式にその印象的な選曲と個性的なミックスを収録した作品を幾つかのタイトルに分けて発表している。
1991年、伝説のラップグループ「キミドリ」のラッパー/サウンドクリエイターとして活動を開始。1993年、アルバム『キミドリ』と、1996年『オ.ワ.ラ. ナ.イ』の2枚の公式作品を残してキミドリはその活動を休止するが、クボタはその間から現在まで数々のリミックス、プロデュース、そしてDJとしての活動を継続中。中でも1998年にスタートしたミックステープ『CLASSICS(1~4)』シリーズはオールジャンル・ミックスの新しい扉を開き、東京から全国のクラブまで熱狂的なフォロワーを生み出す。また2003年秋に初のオフィシャル・ミックスCD『NEO CLASSICS』を、約5年のブランクを経て2008年秋に待望の第二弾、『NEO CLASSICS2』をエイベックスよりリリース、いずれもミックスCDとしては異例の好セールスを記録。そして2009年3月にはユニークな人選が毎回話題となるミックスCDシリーズ『ストリクトリー・ロッカーズ』からクボタタケシ・ミックスがリリース。80年代から90年代初頭までのラガマフィン・ヒップホップ、ヒップホップ・レゲエに特化したこの作品は、「他の追随を許さない」という表現自体を他に許さない、圧倒的なオリジナリティを誇り、初回プレス盤は瞬く間に店頭から姿を消すなど人気の底力を示す。また同年11月にはシリーズの続編『NEO CLASSICS3』と日本人アーティストのみで選曲された『ミックスシーディー』を同時リリースするなど異例のリリース・ペースに待望度業界ナンバー・ワンとも言われるオリジナル音源の発表に向けての期待も更に高まるばかりである。
今宵のみの素材を調理し、お客様へお届けする宮廷晩餐。
今回はスペシャルゲストに『クボタタケシ』を迎えての特別宮廷晩餐。
言わずもがな!!!日本のヒップホップカルチャーの黎明期から早すぎるセンスで周囲を驚愕させ続け、シーンを作り上げてきたまさにリアルヒップホップ。
ヒップホップとは思想であり、世界の作り方であり、風景の魅せ方であり、男と女であり、物語と現実であり、目的地までの順路であり、生きているストリートであるということを身体で感じさせてくれます。今回もどんな景色と旅を見せてくれるのでしょうか。
人々が刻んできた音楽の道のりを同じ時間軸のベクトルの中で次々繋いでいく様は、そこにいる人達と辺りをあっという間に別の目的地へと。
クボタタケシという希有の世界観の中では、これまでにあったイメージを更新した新たな発見として聴こえてきます。砂漠を越え、熱帯雨林を抜け、都市や牧歌の境界も無く、歴史や時代も縦横無尽に息を吹き返す様々な音盤と新しい出会いにより音の世界の邂逅が目の前で繰り広げられる、What A Wonderful World GROOVE TOURはこの夜のフロア限定。どうぞ、オールミックスグルーヴのレジェンドが繰り広げる素敵な音楽の世界を自然に反応する身体で感じて下さい!!!!!
LIVE:THE DODOITTSU・サブリミナル古典都市
DJ:AGAGA・HINACLE・237・yuyanakamura・Doron・EL ONIQUE
LIVE PAINT:QUALIA・soma
ILLUSTRATION:五嶋英門
MANAGER:左利きの脳みそ
CLOTHING:te
月虹舎
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下記ショップにて前売りチケットを取扱っています。
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