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先日は秘密の宮廷ゴールデンタイムのNEW放送にご来場頂き誠にありがとうございました。
ご来場頂いたお客様、出演者、関係者、協力者、VOICEのスタッフの皆様、あの場にいた全ての皆様に感謝申し上げます。

お陰さまをもちまして、11年目の歩みとして、はじめた身の回りのコンタクトという別の角度からの自治区Mix Constructionというコンクリートを一つ積み上げる事が出来ました。
これも皆様があって出来た事だと感謝の念に堪えません。

 

今回は自分たちの身の回りに居る、素敵な人達とまた年代も性別も問わずにああして日々進み続けているストリートカルチャーの一つの形が現場にあるという、当たり前のようでいて大切な時間が自然発生的に起こった事に充実感を感じます。
そしていつものように音楽と絵と空気と飲物と会話とふれあいとシチュエーションと会合と沢山の人々の沢山の想いが蕩けあって、更に新たな物語がうまれた一夜となったと思っています。

UMEの安定したビートの中にあるまさにフレッシュ加減、Gunpoの差し込むような鋭さとハッとするキレ、ガルベスの空間全体を使う音の世界、Doronの直線的にも多角的にも流れていく世界、TAGUCHIのアーバン且つソウル感にスムースな耳ざわりの時間、237の力強くもせつなくも多大なるエモーショナルな時間、QUALIA&磯崎寛也両氏の具現化された世界に変容していく様、ssmの現在進行形なストリートの現状をこのクオリティで仕上げる具合、AGAGAのHIP HOP解釈。

 

それぞれを言葉にするとアブストラクトになりつつ、現場にあるコミニュケーションと繋がるととても具体的になります。

焦ってあらかじめこういうものだと決める必要はありません。
この組み合わせや連鎖が自然発生的に行われている事が健康的だと思います。
分かる事も楽しい分からない事を考えるのも楽しい。
沢山の楽しみを感じていただければ、それは類をみない楽しみとなるでしょう。

 

また次回をご期待頂けるならば、
これからも末永く変わらぬご愛顧とご贔屓を賜りますようお願い申し上げます。
次回またお逢い出来る事を楽しみにお待ち申し上げております。

あの笑顔の楽しい時間が続きますよう。
かつてグレン・ミラーがゴールドディスクを手にした素敵な日に、ゴールデンタイム史に残る初演に思いを馳せながら。

 

2016.2.10 AGAGA 秘密の宮廷ゴールデンタイム