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ゴールデンタイムのクルーも

大変お世話になっている菊池さんのお店

「ライツアウトラウンジルーム」の

名物イベントのひとつ、

水戸や笠間の生き字引のような先輩達が毎月(!)欠かさず行っている

「ダイニナイト」というイベントがあります。

 

(3月は数日前に開催されたのですが)

今回はDJへのお題がございまして、

「レゲエミュージック、butレゲエミュージシャンではないものを5曲」

というお達しでした。

私は普段DJとしての活動はしてませんが

こちらのイベントに出演させていただくことがちょくちょくありまして、

今回も調子に乗ってお誘いにOKしました。

 

私は普段ダブやレゲエを好んでいる聴いている方ですが、

さて。「レゲエの定義って?」

ということに頭を抱えました。

裏リズムとかカッティングギターだったり

ベタっとしたオルガンや鍵盤ハーモニカが定義?

DUBは歪み・引き算てきっぱり言い切れる気がしますが、

レゲエに関しては、選曲する前にも後にも

色々と疑問符が増えた気がします。どうしよう。

 

ま、レゲエもダブもひとまとめにしてしまえという

大雑把な私がセレクトした5曲です。

 

① BEASTIE REVOLUTION  / BEASTIE BOYS

② REVOLUTIONARY / PRIMAL SCREAM

③ スカートの砂 / UA

④ NO WOMAN NO CRY / ネーネーズ

⑤ BIG WEDNESDAY (MIGHTY MARS REMIX) / RHYMESTER

 

BEASTIES。犬のモノクロジャケットのアルバム(SOME OLD BULLSHIT)に収録された曲。

レゲエとか全く聴かない頃にこの曲に出会いましたね、

10代の頃です。

この曲以外はぜーんぶハードコアパンクなアルバムなので

とにかく異色な1曲。

MCAの影響でしょうか。

アルバム「HELLO NASTY」でLee “Scratch” Perryが登場する曲がありますね。

 

PRIMAL SCREAMって

アルバムごとにジャンルが違いますよね。

この曲が入ったアルバム(ECHO DEC)は

Adrian Sherwoodがプロデューサー。全曲どっぷりDUB。

これがきっかけでDUBってかっこいいと興味が湧きました。

このアルバムは20代半ば頃に聴きまくりましたね。

 

UA。唯一無二な歌声の彼女に憧れる人はたくさんいるでしょう。

私もそのひとりです。

比較的デビュー頃(15年〜20年くらい前)は朝本浩文さんのプロデュースの楽曲が多くて、

今聴いても全く色褪せていないのが本当に素晴らしいです。

UAは曲によって様々なジャンルが浮かびますが、

この曲は鍵盤ハーモニカや裏リズムが特徴的だったりするので

いいや、かけてしまえ!と無理矢理やりました。笑。

 

ネーネーズ。

こちらはEVISBEATSによるMIX、

STRICTRY ROCKERSで知ったのですが、驚愕しましたよ。

ネーネーズがBOB MARLYの名曲「NO WOMAN NO CRY」をカバーですから。

意外にも三味線とレゲエの相性っていいですね。

これ、歌詞は沖縄弁ですよね?

NO WOMAN NO CRY以外の言葉は「ちゅらさん」しか聞き取れません。笑。

 

RHYMESTER「BIG WEDNESDAY」を

BOB MARLY「COULD YOU BE LOVED」のトラックにのせるという

こちらの驚愕のREMIXを仕掛けたのはDJ MIGHTY MARS。

これ、初めて聴いた時の衝撃といったら。

HIPHOPの表現の面白さを思い知らされたというか。

レゲエアーチストの曲を再構築という、新しさが炸裂するのは

やはりHIPHOPならではですね。

 

というわけで、

4月11日のゴールデンタイムのスペシャルゲストのおひとり・

DJ MIGHTY MARSの曲でしめて

4月11日につなげるという

超・独断と偏見なプレイをさせてもらいましたが

みなさんご清聴ありがとうございました。

 

楽しい企画でしたね、

緊張感も漂いつつも

様々な解釈を味わえたいい時間でした。

 

みなさんだったらどんな5曲を思い描きますか?

 

texted by left handed coconut  [TAMAMI]