ミシェル・ゴンドリー監督・脚本。
2012年。アメリカ。
明日から夏休み、下校バスに乗り合わせた高校生達の
虚勢や不安・複雑な心模様をあぶり出す。
キャストは、ブロンクスのコミュニティセンターに
集まる実在の高校生たちを起用。
ゴンドリーの新境地!
ティーンエイジャーの青い春をここまで見事に!
今までのゴンドリー作品のクラフト感は
こちらでは封印ぎみだけど、
かえって・みえない感情の描写の面積が広がって効果的だと思いました。
YOUNG MCやRUN DMCの
オールドスクール気味なサントラもクール。
音楽のセンスがいい作品て、
テンションあがりますよね。
(↑数ヶ月前に観た「ジャンゴ」もよかった!)
私も高校生の時、通学バス車内でお喋り炸裂していたら
バスの運転手に「うるさい!」て怒られたなぁとか、
修学旅行のバスでは
一番後ろの席を陣取ってみんなでカラオケしたなぁとか、
懐かしさとリンク。
心がずーんとした。とても素晴らしい作品でした。