クボタさんとレコードDig(掘り)へ行ってきました!
僕(レコードの虫)が、先日行われた、秘密の宮廷でレコードを売っていたという経緯もあり、イベントの合間に終始レコードの話でクボタさんと盛り上がり、明日・掘りに行こうYO! とお誘いを受け「水戸でレコード掘るのはマジで厳しんで坊主(成果なし)覚悟で大丈夫だったら行きましょう」と話がまとまり、朝方までイベントで時間を取られ、翌日集合のまずまずのハードスケジュールの中、お疲れ感を醸しつつ、AGAGA・237・自分とクボタさんの4人で巷へ繰り出しました。
元々、秘密の宮廷のメンバーで行くところへ、ガイドとして行くことになった感じでした。ざっくり、地元に来ているゲストのクボタさんが楽しめてるかを頼りに、FIXされた時間で、多少のお宝をゲットできないとな〜って塩梅を探りました。
あまり人と掘りに行くって機会がないので、何を良しとしてくか??は、手応えは人それぞれ、さてさてどうなることやら。
集合してすぐ数件のリサイクル屋を回り、移動中の車内はクボタさんの気さくなトークでケラケラ笑って、クボタさんの”キミドリ”を含む過去の作品に関するお話や、故DJ BOBO JAMES(DEV LARGE)さんとのちょっとしたエピソード、全国各地でのレコード(掘り)に纏わる貴重なお話を聞くこともできて、移動中の会話が弾みました。
クボタさん「水戸のリサイクル屋(レコード事情)はどうなの!?」
僕「んー、レコードの入荷が少なく鮮度がないんで、かなりダメダメですよ。」
クボタさん「鮮度ってなんだよ(笑)」
マニアック過ぎ!?興味のない人にも伝わる感じで、もうちょっと噛み砕いて説明できるといいんですが。。。イベントには、様々な人が出入りしていて、音楽が好きでもレコードを触った事がない人や、イベントの雰囲気が好きって人だったり、いざレコード好きの人間だけになると、こんな感じの会話ばかりをしてて、特にディガーっぽい「レコードの鮮度」というキーワードが、クボタさんのツボにハマったようで、店を出るたびに鮮度がなかったね。と、クボタさんが言うだけで一同・爆笑といった感じでした。
実際、レコードを探すという行為は、本当に地味なもんで会話もなく黙々とパラパラと探すという感じで、単なるレコード好きがレコードに夢中になって、クボタさんからご飯でも食べようって話も出てましたが、レコードディグに時間を取られてご飯すら食べられませんでした。そして、肝心な成果といえば…ひとしきり、面白みのある場所へ行ってみましたが、かなり厳しい感触が続きホゲホゲ状態。
何となく、そんな状況でもレコードを探すのが単純に楽しかったり、日常的にジャンク堀り(レコード屋以外でレコードを探す)をする時間がなかったりという条件が、参加メンバーにあったのでそれなりに楽しいって雰囲気があったのが、かなりの救いでした。
レコード屋さん以外で、掘りがしたいってクボタさんからのリクエストだったので、レコード屋さんは最後に軽くいくかって想定でしたが、結局、何も買えないのもまずいなと、ラストは去年オープンし都内からの訪問者も多く業界でうっすら噂になってる(僕の想像)那珂市(水戸市街から車で10分程)にある Paddy Field Recordsへ。
暗くなって来はじめた頃だった事もあり、「うわっ、こんな所にレコード屋があるんだ。」と、クボタさんの素直なコメントが印象的でした。地元に慣れ親しんでると普通になってしまう感覚が、都会に住んでる方からしたら新鮮に映るそんなケースなんだと思います。
事前に顔を出して、今日遅めに顔出しますって店主の小林さんへ伝えておいたので、クボタさんが使いそうな皿(レコード)を用意してくれてたようでした。一線で活躍されるDJには、レコード屋との関係性が隠れているってのもこんな瞬間に垣間見たりします。
リサイクル屋に比べると、やっぱりレコード屋は欲しいってタイトルが揃ってて凄いなぁって思わされました。って、当たり前っちゃ当たり前なんですが。。。リサイクル屋に行ってるとレコード屋のありがたみがわかります。隅から隅までレコードを眺めて、試聴たい〜む。
不思議なもので、クボタさんがレコード屋に居るって絵は、Grooveとか雑誌の記事さながらに見えてしまうクボタさんの存在感はやっぱり凄いですね。
最終的に、レジ横の棚もどうぞと店主からお声がけがあり、ニヤニヤのクボタさんの写真。
レコード屋へ行く方には通念的な認識として、この裏の棚が見れるとやったぁ〜と気分が上がるもんなのですが、クボタさんもまんざらでもない様子でした。
何買ったのかなぁって気になるところだとは思いますが…
ちょこちょこ取材用の写真を撮ってたいたら「写真ばっか撮ってんじゃねーよ」と冗談まじりで、クボタさんに突っ込まれつつ何を買われたかは!?内緒と、なりました。皆様方におかれましては、ご了承ください。はい。クボタさんのDJされる現場へ足を運び確かめに行ってみてくださいませ。
最後は、水戸駅まで見送って解散!!でした。
生徒会長のようなAGAGA(秘密の宮廷・主催/写真左)が乗り場の説明をしつつ、放心状態に見える237(DJ/写真右)の表情からスケジュールのハードさが伺えます。クボタさんから「今日はありがとう、楽しかった。」と、お言葉でお開きでした。(メンバー全員へ)
行くとこまで逝ってる方は、どの分野においても荒げた感じが全く無く、漠然となんか凄いなぁ〜とおもわされました。DJとしては勿論のこと、本当に面白い先輩って感じで、クボタさんが多くの方に支持される人気の秘訣を、垣間見れる1日になった気がしてます〜 という、感じで うぅーっ!お疲れ様でした!!
数日後に、また近々行こうよとメッセージをもらい、なんとか楽しんでもらえたんだなと一安心でした。
(クボタさん、今度はもうちょっとマシなエリアでジャンク堀りへ行きましょう!)
wighter : ssm (虫’s)