前々から地獄というものが不思議でならない。(実際にあると仮定して) 地獄は基本的に死んでから行くとされる。そこで様々な責め苦にあうということだが、死んだ後なのでもう死ぬことはないだろうから、この世の人間の体のつくりを考えると地獄に行って責め苦を受ける人はその痛みに慣れていくことになるのではないか。慣れていけば、ジェットコースターやSMのようにアトラクションや快楽になったりするだろう。死なない限りは何回も体験できるという理屈になる。『殺し屋イチ』の垣原が絶望したのは圧倒的な快楽を前にして、それを味わった後に自分が死んで二度とその快楽を味わうことができなくなることがわかったからだ。そうなると、飛躍するが、ある種の者にとっては地獄が刺激にあふれ、天国化する可能性もある。

 

 

次、ドロンさんお願いします!丸投げですみません・・・。