Paddy Filed Lounge vol.1中止のお知らせ
2017年2月18日に予定しておりましたPaddy Filed Lounge vol.1は、都合により開催中止となりました。
楽しみにされていた皆様には、心より深くお詫び申し上げます。
2017.2.18(sat)
Start / 16-21
Door / ¥300
Music / おばっこ, Not Free, naIan, 虫’S, Magictouch(DUPERGINGER)
Adress / Paddy Field Records 茨城県那珂市西木倉1663−2
USTREAMライブ配信のリンク
http://www.ustream.tv/channel/Sy7kFU8BsWA
Paddy Filed Lounge vol.1の詳細はGood Grooveに全て書かれてしまったので合わせてご覧いただくとして、僕の近況をご報告させていただきます。
昨日、休暇をとってcimai2Fで行われた2日間限定カフェ、出張tocoro cafeに行ってきました。tocoro cafeが目的というより、目的の無い休暇だったのでなんとなく行ってみようという軽い流れです。僕は茨城の北部に住んでいるので、埼玉にあるcimaiまで高速と下道も使っておよそ3時間、オープンの1時間前に到着しましたが、既に入口には人が並んでいる状態でした。すごい人気だなぁと思いながら、他に目的もないので並んで待つことにしました。並んでる人たちの姿がいつもとは違った期待を感じましたし、学生の頃、クラブの入り口で並んでいる時のワクワク・ドキドキを少し思い出しながら、震える身体を耐え忍びました。
到着からおよそ2時間、お腹がすいてしまったので1Fのパン屋さんでパンを買ってかじっていると、お店のスタッフから「お待たせいたしました!」と声をかけられました。家を出発してから5時間経ってようやくカフェオレにありつけます。店内に案内されると真っ白な空間ながらどことなくぬくもりを感じる造りで、普段はギャラリーなどに使用しているのかなと思いました。目の前に届いたのはふわふわのミルクが乗ったカフェオレ。凍える身体もこの瞬間のために下ごしらえしてたんじゃないかと思えてきます。なんとなく流れ着いただけなのに「これを待ってたんです!」と声に出したくなるような、文句なしのカフェオレ。ほっと一息ついたのもつかの間、この日はカフェオレを飲むので時間を使ってしまい、足早に帰りました。
休暇は何してたの?と聞かれれば「コーヒーの1日でした。」になってしまいます。たった1杯のコーヒーのために僕は1日の大半を消費してしまったのだから。そしてなんとなく流れ着いたたった1杯のコーヒーのお陰で幸せな1日が過ごせましたって話したくて仕方がない。
何を言いたいのかたいへん摑みにくいとは思いますが、要約すると「文明社会の時間から外れるって贅沢」って結論に達したわけです。職業柄かもしれませんが、便利になるほど忙しくなるんです。時は金なりって感じで。時間を有効に使っているのか、時間貧乏なのか自分でもよくわからない状態で、自分の時給はいくらだって計算しちゃったりとか。
「時間の解放」ぐらいまで啖呵を切れるなら、現代のロックじゃん!って思いますし、カウンターカルチャー的な反骨精神に近いですが、それよりも日常からたまに外れるぐらいが丁度いいですよね。どちらの時間も大切に、仲良くやってきましょって感じで。Paddy Field Loungeでは現代人に不足しがちな贅沢な時間にアクセスしてみたいと個人的には考えています。
Paddy Field Recordsは名前の通り田んぼの中にポツンと佇んでいて、店内の1面は全面ガラス張りになっています。僕はお店に顔を出すたびに、大画面のディスプレイを見ているように映像を眺めてます。のどかな田園風景を見つめながら、日が沈む頃には太陽が織りなす壮大なサンセットが映し出されると思うので、音楽に耳を傾けながらボーッと外を見つめている人がいたら、それは多分僕です。お気軽に声をかけてください。
ということで、Paddy Field Lounge vol.01よろしくお願いいたします。
NaIan