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いつもの時間近くでパッと目覚める。

今日も、夜明けが遅い。

あっ、沖縄だっけかな。

最終日の朝は、瞬時に把握出来た。

ハワイの時も思ったが、飛行機を使った旅行の

滞在時間って言うのは本当に限られる。

簡単に書くと初日はフライト発着時間で決まってしまう。

仮に13時に羽田出たら到着15時半だ。

レンタカー手続きで、30分取られて、結果16時。

そうなると行けるとこなんてない。

逆に帰りも午前中の発となれば、空港に1時間前集合なので、

ホテルから空港直行だ。

1日目と3日目は結果何も出来なくて2日目だけしか自由に動けない。

よく広告で安い設定で打ち出してるのはそういう仕組みで、

フライト時間行きを早め、帰りを遅めと設定すると、

結局それなりの旅行代金になってしまう。

世の中うまく出来てる。

最終日は当然、那覇空港の近くに居たかったのだが、

那覇マラソンの影響でホテルがいっぱいで北谷町になった。

ここから南下しなくてはならない。

初めて来る両親の意見を最優先に続けた3日間も最後まで合わせる。

首里城に行きたいというのでベタだがそうだね、見とくべきだと思い足を運ぶ。

こちらに着いてから気づいたのだが、12月は修学旅行真っ盛り。

少しでも人気のところにいくとたちまち学生群と一緒になる。

案の定、首里城でも学生の中に家族がみたいな立ち位置になり、

文献や参考資料を読むこともままならず、あっという間に回り切る。

雰囲気だけで「しゃーないなー」と思いながら、親には悪い事したなと

いう気持ちでいっぱいだった。

もちろん学生が悪いのではない。

自分のリサーチ不足だ。

フライトまで時間もあるし、もう1つ近くの識名園に訪れる。

ここは観光地としては2段目くらいの立ち位置なので、人が少なく最高だった。

王族の別荘地だった園内は木々が立ち並びとてもいい雰囲気。

最後の沖縄を回り切った。

3日目の思い出として一番強い。

行きは遅刻してあんな思いは2度とごめんなので、早々に那覇空港へ。

トラベル=トラブル

色々あったけど、とても楽しかった。

その一言しかない。

乗り気になった両親、付き合い切った嫁、間に入ってバランスとった弟。

そしていつ何時も雰囲気和らげた優に感謝したい。

沖縄本島は、戦争の傷跡、観光地としての立ち位置、そしてアメリカ。

この3つが入り混じったとても複雑な島だ。

南部は戦争、中部は観光、北部はネイチャー。

1回じゃ魅力を満喫しきれないな。

離島にも足を運んでみたい。

そう大まかに捉えると、ハワイに近いんだな。

帰りの便で優に聞いてみる。

「何が一番楽しかった?」

「おっきいジャッコでボウリング!」

もっと近くのジャッコでボウリングゲームあるとこ無いですかねDJ HINACLE。