本当にいつになってもレコードを掘るという行為が止められないあなたに。

あの塩ビ盤が回転する運動に合わせて針が拾う音はスピーカーを通して、空気へと伝わるという一連の流れが落ち着くというあなたに。

なぜレコードには人を引きつける魅力があるのか。興味のない人には全く無意味でも、音楽とは別のところにアナログの魅力はあります。

フェーダーを上げたり下げたり踊ったり休んだりしながら、日常に張り巡らされている意識と無意識をそこでは感じられます。自分で選ぶという自意識の中に音楽はあり得るという事がどれほど素敵な事か。

時間の制限無しにゆっくりと視聴しながら良い盤を選んでいくというのが出来れば、これは本当に夢見心地というのは言い過ぎではないはず。

音楽という贅沢が本当に贅沢になってしまったからこそ、今レコードを聴きたいのです。

まちにレコード屋さんがあるのと無いのではココまで違うものかという事がよく解る現実であると同時に、音楽のある日々がどれほど素晴らしいかをよく解らせてくれます。

国道6号線を東京方面にすすみ、石岡市役所入り口交差点付近、ココスとなり。