「栗田か?」

第一声のファーストインパクト。

兄貴は金髪で、16歳の夏に初めてDJを見た。

すげー!

曲を操り、声でコスル。

2枚のレコードから繰り出す音とスピーカーからアウトプット。

完全にやりたくなった。

そこからバイトを始めて貯めた7万円と親に借りた5万円持って渋谷のpacoに機材をAGAGAと買いに行った。

17歳になってたな。

その間レコードも買いだした。

初めて買ったのは名曲Come Clean収録Jeru The DamajaのSun Rises In The East。

懐かしいな。

当時は、HIP HOPがこれからって時で音楽的にも凄く勢いがあった。

一挙手一投足、目が離せなかったよ。

結構、音楽やってる人いたんだけどなー。

今じゃ、同世代は数えるくらい。

その話をこの間、VISHOPとして楽しかった。

世代的に大まかには区分出来る。

VISHOPの話だとあるラインからパッタリ居ないらしい。

わざわざ渋谷まで機材買いに行くような時代でもないので、もっと多くの人が興味を持ってくれたら嬉しい。

宣教師みたいな強い意識はないけどね。

兄貴や諸先輩に教わったことは繋いでくべきなのかな。

書いておいてなんですが、昔話は今がつまらないみたいに感じるのであまり好きじゃないDJ HINACLE。(現在進行形で今が1番です。)