今年の勝田マラソンに初参戦した。
42.195キロ。
練習で10キロ、20キロ走る。
自分のペースなら余裕。
そう思ってた。
ところが大会月の1月に走り込み過ぎて足底筋膜炎を発症。
足も土踏まずのアーチで着地ショックを吸収しているのだが、アーチが低い偏平足な場合、ショックを受けきれず腱鞘炎を起こす。
歩くだけで痛い。
常にふわふわと綿を踏んでるような感覚だった。
治療法はなく日々のケアと慢性化への対策。
結局、足は治らず大会当日。
不安は頭から離れない「どんだけ保つかな。」
出てみて初めて分かることは多々。
スタートにすごく時間かかることや給水所でのリズム乱れ。
登坂での無理。
走り始めてしばらくしたとき足の痛みを感じなくなった。
「行ける。」
周りのペースにつられてドンドン上がるスピード。
村松山虚空蔵堂前の坂道。
ペースを落とさぬよう筋肉に力を入れる。
結果的にこれが致命傷になった。
登り切ったあとから思うように足が出ない。
そして、足の裏から痛みが。
まだ、17キロくらいだ。
今思えば明らかにオーバーペースだった。
それでも前へ。
止まらない。
練習してきたんだ。
その気持ちも20キロで切れる。
「少しだけ歩こう。足が回復するのを待とう。」
生まれる隙間、心の中に。
そのあと2度と走れなかった。
勇気ある撤退などないのだ。
歩き始めてしばらくすると両足つる。
対処法など考えてもなかったし両足では自分でやりようがない。
しばらく立てないでいるとかろうじて動く。
「ハーフまで行こう。」
わずか1キロが遠くて遠くて。
足を引きずりながらたどり着く。
惨敗だ。
リタイアバスに乗り込んで走る人を横目に打ちのめされる。
考えも、練習も甘かった。
怪我のせいには出来ぬ。
どんなに辛くとも走り続けることが大事なのだ。
それはゴールデンタムにも置き換えられる。
正直3か月に1度は厳しい。
でも、周期をのばしたり回数を減らすともう2度と元には戻れない。
フライヤー置いてくださるショップ。
楽しみにしてくれる皆様。
それらを踏まえて打ち出す22回目。
9月14日ですチェックワンツー!DJ HINACLE。(黒っぽいの俺です。写真は日立さくらロードレースハーフより。。。めっちゃしんどそうw)
2013年8月7日| Posted in Road Today
Written by HINACLE